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2023.11.16

導入事例

「安全な水を世界中に」の理念実現を目指すMIZUHA様をワンストップサービスでご支援中!

空気中から水をつくり出す機械「空水機」の企画、開発、設計、製造、販売までを手掛ける株式会社MIZUHA (以下MIZUHA) 様。

「大気に湿度があれば地球上のどこでも安全な飲料水をつくり出すことができる」空水機を国内外に展開するMIZUHA様に対し、当社はホスティングサーバーをご提供させていただいているほか、Webサイトの運用もお手伝いさせていただいています。

今回は、事業本部部長兼海外事業本部部長の立山 睦人様と管理本部の方にも加わっていただき、MIZUHA様の事業とWebサイトの活用についてお話を伺ってきました。

「普通においしい」が一番うれしい

空水機から水が出る様子

――空水機で作った水を試飲しました。
何の特徴もなく、さっぱりと飲めました。味は、こう、「普通」というか…。

立山「”普通”といわれるのが、実は一番うれしいんです。私たちは、空水機を『新しいインフラ』にすることを目指しています。みなさん、水道水の味のことをいつもいつもそんなに気にしないですよね。空水機の水も、同じような当たり前の存在になってほしいと思っています。」


――そういう思いが理念の「安全な水を世界中に」に込められているんですね。

立山「そうです。『安全な水』は実はとても貴重なものです。地球は水の豊富な惑星といわれますが、実際に生活で使える水は全水量の0.01%ほどしかありません。そして飲用水として安心できる水となると、さらにハードルが上がります。水の問題は世界的に重要で、SDGsの目標にも入っています。 体に入れてもいい水というのは、本当に難しいものなんです。

世界には水を汲むために1日の何時間も使っている国がまだまだありますが、安全な水が簡単に手に入るようにすることで、子供は学校に行ったり、大人は仕事をしたり、他の重要なことに時間を使ってもらえるようにしたいです。」


SDGs目標6は「安全な水とトイレを世界中に」で、ターゲット6.1として「2030年までに、すべての人々の、安全で安価な飲料水の普遍的かつ衡平なアクセスを達成する」が設定されています。

世界で注目される空水機

事業本部部長兼海外事業本部部長の立山様

――空水機の導入が進んでいる地域は、どちらでしょうか。代理店専用ページには、実に多言語のマニュアルやチラシがありますね。

立山「設置エリアは主に日本ですが、いろいろなエリアから問い合わせをいただいています。

世界には、水道水やミネラルウォーターに入っている成分でさえもアレルギーが出てしまう方がいます。空水機で作った水は塩素が含まれていないため、水道水アレルギーの方にもご利用いただけます。

それ以外では、防災に関連する問い合わせもよくいただきます。災害時、最初に復旧するのはだいたい電力です。空水機は電気さえあれば水を作れますので、電力が復旧した直後にきれいな水が飲める環境も取り戻せるのです。私たちは衛生面を非常に重要視していますので、災害時に電力が復旧して空水機が再起動したときには、空水機内の水を強制的に循環させてきれいな水が出てくるようにしています。」


――空水機の強みはどういう点ですか?

立山「オリジナルのフィルタと銀イオンシステムです。空気から水を作る機能を持った給水機は他にもありますが、限られたスペースの中でどれほどフィルタを詰め込めるか、という点で空水機は強みを持っています。そして、銀イオンを水に添加することで、除菌対策を行っています。なお、WHOによれば、0.1mg/lの銀イオン水を70年間毎日2リットル飲んでも害はなく、危険量の半分以下にしかならないとされています。」


MIZUHA様の空水機の最新仕様 (Ver.2022)
製品概要ページ:https://www.mizuha-nippon.jp/product

――お客様への導入事例を教えてください。

立山「Webにも事例として載せていますが、沖縄県竹富町の小浜島では長く使っていただいておりました。先日、結願祭のタイミングでご利用を終えられましたが、名残惜しいとの声をたくさんいただきました。

海外では、カンボジアでは学校に置かせていただいています。カンボジアのある地域では、井戸水からはヒ素が検出されたり、水道水をそのまま飲めない環境もありますので、そうした環境で、空水機を活用いただいています。

世界中からお問い合わせをいただいていますが、事業的に進んでいる例でいえば、エジプト政府とは、今年、共同製造協定を締結しました。今年5月、『WATREX Expo 2023』にエジプト政府と共同出展した際は、その場で多くのお話をいただきました。

あと、防災公園の『イケ・サンパーク』に空水機を置かせていただいている関係で、東京都豊島区の『チームとしま』にも参画させていただいています。そのご縁で、メディアからの取材のお声を頂くこともあります。」



――途上国の発展への貢献をで謳っていますし、やはりNGOやNPOからのお問い合わせも多いのでしょうか。

立山「どちらかというと、一般の企業からのご連絡の方が多いですね。どの業界というのは差し控えますが、私たちが想定していなかったところからのご相談もあり、日本国内だけでなく海外でも、単なる飲み水としてだけでなく、安全な水の価値を評価いただいているのを実感します。」

Webサイト上の事例を活用し、お客様の信頼を得る

――空水機のプロモーションについてお聞かせください。テレビ等のマスメディアにもよく取り上げられていますが、Webサイトはどのように活用していますか。

立山「Webサイトの更新頻度を増やしたことで、問い合わせは確実に増えましたね。最近、営業的な追い風をとても感じています。

営業して回っていると、『事例はないの?』と聞かれることが非常に多いです。大量の情報発信にはデメリットをもたらす側面もあり、メディアやWebからの情報発信はある程度抑制的にしているところもあります。しかし、そのうえでも、Webを介した事例の発信は必要です。私たちはベンチャー企業なので、たくさんの事例を見ていただくことで、安心感を持ってもらうことができています。」


――「これからはWebをこう活用していきたい」というアイディアはありますか?

立山「チャットボットとかいろいろなの活用があるとは思いますが、新たなシステム構築もそう安いわけでもないですから、引き続き営業マンが個々のお客様としっかり対話して、ご購入につなげていくというところは変わらないと思います。

ただ、営業マンでなくてもできる部分を任せられるWebサイトにしていけたらとは思います。常日頃お客様への情報発信を頻繁にしてくれて、いつか新規のお客様に『あれ、この商品どこかで見たな』といってもらえたら最高です。そういう情報発信を自動的に行ってくれるサービスを、ぜひ開発してください(笑)」

ゴールを目指して

――管理本部目線でもフューチャースピリッツへのご意見やご要望があれば、お願いします。

管理本部「フューチャースピリッツさんにサイトを移管する前は、サイトの情報を更新するために、毎回制作会社に発注しなければなりませんでした。費用も掛かりますし、時間もかかっていたんです。それが今は自分たちだけで完結できるので、『午前中のニュースを午前中のうちにサイトに掲載できるスピード感』で情報を送り出せるようにもなりました。そのことだけでも感謝しています。

あと、フューチャースピリッツさんは東南アジアでも事業を展開していますよね。実はこの点もフューチャースピリッツさんに移管することにした理由の1つでもあるので、業種は違いますが、いつか何らかの事業上の連携を東南アジアでできたら、という期待感も持っています。」

――ぜひお願いします。そんなMIZUHA様の事業目標を教えてください。

立山「もちろん、『安全な水を世界中に』提供することがゴールです。見果てぬ夢ですし終わりなき旅ではありますが、それを目指して頑張っていきます。

ちなみに、フィルタにミネラルを添加する機能を付加する取り組みも行っています。そういう要望も受けています。シンプルな飲み水を超えて、より健康に貢献できる飲用水を作り出せるようになれば、多くのお客様に喜ばれるのではないかと思います。」

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会社名 株式会社MIZUHA
URL https://www.mizuha-nippon.jp/

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