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2022.11.08

イベント・セミナー情報

「アクセス集中の傾向と対策 AWSを活用した負荷分散構成」オンラインセミナーレポート

皆様こんにちは!
営業本部のW.Fと申します。営業事務として中途入社して約半年の新人です。
業界未経験ですので、新しいことわからないことばかりで日々研鑽をモットーに勤務しております。

今回私は弊社主催のオンラインセミナーに初めて参加する機会をいただきましたので感想を報告したいと思います。

今回のテーマは「アクセス集中の傾向と対策 AWSを活用した負荷分散構成」です。

最近著名人の生配信に世界中からアクセスが集中しサーバーダウンしてしまったというニュースがありました。調べてみると有名上場企業や大手ECサイトでもアクセス集中によりサーバーダウンしたという記事が出てきます。アクセス集中のあるキャンペーンサイトを担当される方、期間限定セールを控えているEC運営者様におきましては、対岸の火事ではすまされない出来事ではないでしょうか。
私自身はサイト運営などは行っていませんが、いつもお買い物をしているECサイトやネット銀行などの生活するうえで必要なものが突然使えなくなったら・・・と思うとやはり他人事ではありません。

第1部について

第1部では、弊社エンジニアよりAWSにおける負荷分散サービスの中でも「Amazon CloudFront(以下CDN)」、「Application Load Balancer(以下ALB)」、「AWS Auto Scaling」のメリット・デメリットのお話がありました。各サイト等の環境や予算、負荷の程度から、それぞれの状況に応じたサービスを利用する必要があります。
例えばCDNは動的コンテンツでは使用できないため、静的コンテンツで使用する必要があることを学びました。また動的コンテンツへの対策としてはALBを使用し、平常時はアクセス数が少ないが時折アクセス集中が予想されるサーバーではAuto ScalingALBの併用でコスト削減できるということも知ることができました。
使用例を含めた説明もあったので、よりそれぞれの負荷分散サービスの利用方法がイメージしやすかったです。

 

第2部について

第2部は弊社営業からの事例紹介です。
ケーススタディ1は多くのユーザーからの画像投稿を想定したキャンペーン案件についてでした。公開準備として、トラフィック量やサイトの特徴、アクセス条件、セキュリティなどをひとつひとつ分析します。また万が一の際の復旧手段についても検討が行われました。それらの準備をし公開した結果、キャンペーンは大成功に終わったとのことでした。備えあれば患いなし!!ですね。

そしてこちらのケースのネットワーク構成図では第1部で説明があったAuto ScalingやALB及びCDNが使用されていました。

ケーススタディ2では「LINE 配信で最⼤ 100 万ユーザーの訪問が予想されるECキャンペーン」についてでした。こちらのケースでは第1部で紹介されたCDNを活用するため、新たに静的コンテンツのLPを設ける手法が用いられていました。それだけではなくLINE配信を3分割にすることでアクセス集中を分散させています。また、AWSVPSを組み合わせたハイブリットのサーバー構成になっていました。

まとめ

本セミナーから負荷分散対策サービスのメリット・デメリットや利用上の注意点を理解し、活用していくことがとても重要だとわかりました。またAWSサービスの利用だけでなく、今回の事例で紹介されたようなAWSとホスティングの組み合わせや配信を分けるなどの工夫も安定稼働の支えとなります。
事例紹介では「どこから手を付けていいのかわからない」といった漠然とした悩みを抱えるお客様にも営業がしっかりヒアリングをしていき、一緒に問題解決まで寄り添う提案をしていると感じました。
今回のセミナーや、弊社のノウハウ、営業からの提案が、お客様の負荷分散対策につながるといいなと思いました。

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